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後北條龍虎伝
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| セールスランク: | 268516 位
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| 参考価格: | ¥ 1,890 (税込)
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北條いい!
ほんと面白かった。
今まで北条といえば「謀将 北条早雲」を読んだだけで「氏康」が主人公のものを読んでみたいと思っていて、この作品を見つけました。しかも「綱成」までも一緒とは。
氏康、綱成の友情、又は兄弟の様にお互いが信頼しあい、かけがえの無い存在であるとういう所が随所に見られます。
私の北条に対しての知識が乏しい為、最後はドキドキしながら読みました。
本当に面白い作品です。
「北條の戦略」と「関東のパワーバランス」を理解できる一冊
「三代にして関八州に覇を成す」
「人こそ財」
この二つの家是を完遂せんが為に、治国と戦を繰り広げる北條氏康。
なぜ北條家が、関八州を統治する道理があるのか?
なぜ伊勢氏が、北條家を継いだのか?
なぜ北條家が、鶴岡八幡宮を再建したのか?
これらの後北條氏の戦略と理念がこの本にあります。
また、当時の関東で渦を巻く各勢力、鎌倉公方、古河公方、堀越公方、小弓公方、関東管領
山内上杉氏、扇谷上杉氏、結城・里見・宇都宮氏、武田・今川・北條氏。
これらの各勢力がどういった利害関係で同盟を結んだり、離反したりしたかがわかります。
個人的には、日本三大夜戦のひとつ 河越夜戦からはじまる物語が、ドラマティックに進み
最近、大河ドラマでも話題の「北條氏綱公御書置」も登場し、飽きることなく読めました。
氏康幼少時に薫陶を受けた、以天宗清禅師の「無理」の説話もすばらしかった。
日本史の授業で中世関東の政治バランスがこんがらがった人も、北條氏が好きな人も
ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
久々に本格歴史小説を堪能!
海道氏がデビュー作の「真剣」の中で河越城野戦を描いて以来、必ずこの北条氏康と綱成の物語を書くのではないかという期待がありました。そういった意味では、この本が出た時は「よかった」という安堵とともに、「してやったり!」の感がひとおしでした。
昨今、さしたる時代考証を行わずに読者へのサービスだけで書いている時代小説が多い中、本書は本格的な歴史小説の範疇に入るものでしょう。しかし、史実だけを並べ立てるノンフィクションとも違い、自分がその場にいるのではないかというような錯覚を覚えるほど、物語に入っていけます。
元々、海道氏の一連の作品は、史実を主人公の脇で垣間見るようなエンターテインメントでありながら、さりげなく読者の歴史への造詣や知性に挑んでくるようなところがあり、そこを見逃して書評すると「自分がバカ丸出し」になってしまうような怖さがあります。
その意味では、後北条氏がなぜ北条の改姓したのかという理由や鎌倉公方にまつわる関東情勢などが、何の違和感もなくドラマの中に盛り込まれていて、あらためて驚きました。
北条氏康を描いたまともな作品がなかっただけに、本当に素晴らしい作品です。
できれば、デビュー作の「真剣」を読んでから読む、または、この本を読んでからでも「真剣」を読むのがいいかも。
拍子抜けの「乾坤一擲」。
は?旗本退屈男(旧!)。ほんと退屈でした。最後まで読むのが苦痛。
1)主人公「氏康」と幼馴染の「綱成」が少年から「漢(おとこ)」に成長していく様がお話の主軸なれど、途中の「イベント」が無さすぎ、平板な展開。
2)綱成は氏綱の「右腕」になり互いに強力な信頼関係で結ばれる訳ですが、心情描写不足か、リアリティがなく読者が入って行けず。
3)最後の乾坤一擲の戦いに至る氏康の気持ちの推移、決断のプロセスをドあっさり書きすぎ、ラストも全く盛り上がらず「これで本当に終わりなの?」という感じ。
4)ワタシは最後の20ページくらいになるまで「第2巻」があっても不思議じゃないな、と思っていました。そのくらい、このテの小説にしては「大団円」感に乏しかった。
・・・という訳ですいません、★×1。
北條氏康!おそるべし!
北條氏に関するわたしの予備知識は・・・
安土桃山時代頃、鎌倉に北條氏がいて、3?4代続いたけど秀吉に滅ぼされたました。
これだけです。日本史でさらりと習ったうろ覚えの知識。
もちろん人間「北條氏康」についての知識はゼロ。だからでしょうか。全てが「へー!そうなの?!」というようなことばかりで、架空の物語と同じような感覚で、ぐいぐい惹きこまれながら読むことができました。
脇役もすばらしくカッコイイ「漢」ぞろいなのですが、主人公「北條氏康」がすばらしい!こんな人が治める国に住みたいと思いました。
物語はクライマックスから始まり、主人公の半生を振り返りつつ、最終的に最初のシーンへと戻ります。予備知識のないわたしは、これからどうなっちゃうの!!!とハラハラしっぱなし。残りページの厚さをはかりつつ、こっからどうやって最後につながるのか、気が気ではありませんでした。
主人公が生涯を終えるかたちでは終わっていないので、この後が気になって仕方がありません。私の中ではダントツ名君となった氏康が、どうして天下統一できなかったのか等々、知りたいことは山ほどあるのですが、今調べるわけにはいかない!
同じ作者で続きが読みたい、続きを全部読み終えるまでは氏康の生涯について予備知識はしいれたくない。。けど知りたい!氏康のその後が知りたい!これからどうなっちゃうの?!
ああ!海道先生が、どうか続きを描いてくれますように!一刻も早くお願いします!
新潮社
惡忍 百年の亡国 (百年の亡国) 北条綱成(つなしげ) (PHP文庫) 北条氏康―信玄・謙信と覇を競った関東の雄 (PHP文庫) 真剣―新陰流を創った男、上泉伊勢守信綱 (新潮文庫)
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